サステナブルな
暮らし
Tips in 徳島

みなさんは「徳島」と聞いて、まず何を思い浮かべますか?
鳴門の渦潮、“うだつ上がる”白壁の町、棚田などの風景でしょうか。
特産の柑橘・すだちや鱧のような食べ物だ、という人もいるでしょう。

でも実は徳島県はSDGsの先進県なのです。
いまも大自然が残る徳島県は、住民、自治体、企業が一丸となって、
人にも気球にも優しくあるための知恵を出し合い未来に進んでいます。

ここにはサステナブルに暮らすためのヒント=Tipsがたくさんあります。
さあ、SDGsに向かって進化中の徳島にでかけましょう。

〔 夢見る 〕
鳴門のニュークラシック

海上交差点として、四国の玄関口として。人やモノが行き交うことで、しなやかに変化してきた鳴門。海辺のまちに息づく、古くて新しいデザインを探しに。

〔 根付く 〕
山あいに生きる人びとの智恵

日本三大秘境のひとつ祖谷(いや)周辺。人びとは山の急斜面に家を築き、畑をつくり、まるで天空に生きるような、美しくも力強い暮らしに出合う旅。

〔 種を蒔く 〕
食をつなげる地産地食のまち

神山町は、人口減少で存続さえ危ぶまれる過疎のまちである。にもかかわらず、たえず新しいものが生まれている。それを支えているのが「人」と「食」だった。

〔 生み出す 〕
奇跡の川のものづくり

徳島を西から東へ流れる吉野川。流域ではさまざまなものづくりが生まれた。吉野川河口から上流の美馬市脇町まで。現代のつくり手に会いに、奇跡の川をたどる。

〔 自転車で旅する 〕
海と自転車があれば

南部に広がる阿南海岸まで足を延ばせば出合える、美しく穏やかな海とともにある文化と暮らし。その魅力を探りに、自転車に乗って旅に出た。

「FRaU S-TRIP 2023年4月号 もっともっとサステナブルな『徳島』へ」講談社刊より

〔 協働する 〕
神の山をつなぐ人びと

消滅可能性都市のひとつに数えられながらも“創造的過疎”と呼ばれる徳島県神山町。そこで暮らし、働く人びとの姿に、未来へのヒントが見えた。

〔 維持する 〕
南岸の町で
海・山と共生する

美波町から牟岐町を経て海陽町へーー。海岸線を往来するうちに出会った人びとは、身近にあるものを守ることで、町を循環させつづけていた。

〔 夢を抱く 〕
未来をつくる
『阿波女』たち

徳島の女性「阿波女」は、伝統的に働き者で明るく、自立心旺盛という。そんな阿波女スピリットを胸に社会に貢献する徳島育ちの女性達を紹介。

〔 蘇生する 〕
歴史再生の宿で
癒やされる

サステナブルな旅をするなら、宿にもこだわりたい。古い建物を改修した宿や、自然と一体になれる施設で、伝統と自然を全身で感じよう。

〔 食べて買う 〕
大自然の恵みから
生まれ味わうモノ

徳島の新鮮な食材をおいしく味わえるレストランやカフェ、未来志向の店舗など。FRaU SDGs特集に掲載されたお店をまとめて紹介します。

「FRaU S-TRIP 2021年12月号 サステナブルを学ぶ『徳島』への旅」講談社刊より